アルバム発売おめでとうございます〜!ということで、結構楽しみにしていた今回のアルバム。テーマがハッキリしているだけあって、どのような攻め方をするのかワクワクしていた。…にもかかわらず、アルバムの予約を後回しにした結果、発売まであと10日というところでやっとアルバムを予約していないことに気づく。あれ、なんか前にも忘れていた時があったような…?実家に帰ったタイミングで思い出したので、ネットで予約をしようとしたらAmazonの値段がおかしい…。公式のサイトで調べたら、正規よりも数千円高かった。もしかして、シリアルコードが入っているとしっかり書かれているから高いのか…?なんて思ったり。とりあえずAmazonはやめて、母がタワレコのアカウントを持っていたのでタワレコで見てみたら…価格は問題ないけれど、今度はシリアルコードの記載がない。これは過去にやらかしているので慎重にならざるを得ない。タワレコもやめるとなると、どうすべきか…。Xでヲタクに聞いてみたところ、家電量販店で購入している人がいることが判明!ということで、初めて家電量販店でアルバムを購入することに。結果、めちゃくちゃ良かった。ネットから変えて本当に良かった。なんといっても、家電量販店のポイントが付くし、使えるし。CD、円盤ともに全て1点ずつ購入すると決めているタイプのヲタクなので、毎回そこそこポイントが貯まる(笑)そしてそのポイントを次回に使う…の繰り返し!いや〜、もっと早く家電量販店で買えば良かったと後悔するほど、良いことばかり。
ということで、しっかりバッチリ手に入れたNEWSの新しいアルバム『JAPANEWS』の感想メモを早速。ツアー2箇所目の静岡初日に参戦のため、一旦は曲の感想のみを載せる。映像の感想は後日。
1.こんにちは -Interlude-
ラジオ体操のような、清々しいメロディーを奏でるピアノ。「こんにちは」を世界の様々な言語で聞くことができる。前作のアルバム『NEWS EXPO』からの繋がりも感じつつ、初心*1に戻って“日本”というテーマを選んだNEWSが果たしてどんな表現で魅せてくれるのか…。
2.JAPANEWS
英語の語りから始まる。まるで外国の人に日本を紹介しているよう。サビまではずっとラップというのが驚き。4分の2拍子だから、全体的に前後にリズムを刻みたくなる。日本を象徴する“和”を所々感じられるものの、全振りはしていないので古い印象は感じず。
コーラスが花火の華やかさを表現しているのかなと。そして最後は3人のユニゾンで終わるというシンプルさ。これも花火が夜空に咲いた後の儚さを聴き手にイメージさせているのかもしれない。サビのメロディーがキャッチーなので、一度聴いたらすぐに歌えるほど。いつか野外でまたLIVEをしてくれるのなら、この曲をセトリに入れて欲しい…!
4.旅の手引き 第1章『日本の魅力』
日本の旅の歴史は江戸時代から。現代では日本屈指の技術で、過去と未来の融合を体験できる。“あたたかいおもてなし”からの次の曲への流れが完璧すぎる(笑)
5.おもちですか!
タイトルを初めて見た時に、まさかと思ったら本当に作詞作曲がぜったくんさんで(笑)昨年のアルバム『NEWS EXPO』では『チューイングガム』という曲でNEWSの大人可愛い部分を引き出してくれたので、今回はどんな可愛い曲なんだろうとワクワクしていた。実際に聴いてみたら、なんと「持っていますか?」を敬語にした「お持ちですか?」と「お餅ですか?」を勘違いしているという設定(笑)日本語って難しいよね〜でも面白いよね〜と共感しつつ、この絶妙なすれ違い設定ってアンジャッシュさんのコントみたいだなと思ったり。今回の可愛いポイントは加藤さんの
最初が「あい」って言うんだもん
だと思っているので、コンサートではそこに注目したい所存。語尾が「もん」って!絶対可愛いに決まってる!
6.origami
イントロのピアノの中に、星が流れるような音が2回聞こえる。3拍子のテンポが心地よく、つい引き込まれる。終盤のフェイクが加藤さんだったのが意外だったけど、嬉しかった。こういうシンプルな曲には増田さんだろうと思っていたけど、加藤さんでも繊細さが表現されていて良いなぁ〜と納得。そういえば、サビで「蝶」とハッキリ言っているのに、折り紙で、祈り羽ばたくのは“鶴”だと、つい勝手に思い込んでしまうのは私だけ…?(誰か仲間いませんか?)
7.Cherry Blossom Girl
初めて聴いた時、この甘酸っぱい気持ちは何…!?と自分の心に問うほど、爽やかで純粋な曲だなと思った。可愛さというか、あどけなさが抜けない年代、つまり高校〜大学の頃を思い出すような曲。Bメロの印象はズバリ“合唱の発声練習”だったけど、それがなんだかクセになるから不思議。つい、口ずさみたくなるメロディー。しかも最後まで聴いたら、最後の美味しいパートを加藤さんが担当しているではないか!個人的には「さくら」の歌い方がツボで、自分より年上の男性に言うのは変だけど、なぜか幼さを感じてキュンとする。
8.旅の手引き 第2章『日本の音楽』
日本の文化のひとつ“J-POP”について。旅のお供に進化し続けるJ-POPを。移動中やリラックスタイムに好きな音楽を聴くと疲れが吹き飛ぶし、元気になる。NEWSの音楽も多種多様で、このInterが使用されるならLIVEでの大きなセクションの切り替わりになりそう。
9.JANGARA
ジョイポリスさんとのタイアップ曲。今回のアルバムのInterである旅の手引きを担当している野沢雅子さんの語りから始まる。クセになるサビがたまらん…。正直言ってこのアルバムで1番ハマっているかも。何度も何度も繰り返し聴いていたい。サビで一緒に「JANGARA」って歌いたいし特徴的なフリが付いてそうな予感(笑)そして終わり方が潔く、LIVEでのパフォーマンスもジョイポリスでのパフォーマンスも気になる。まぁ絶対にカッコいいことには違いないのだけど。
10.ギフテッド
11.うらめしや
頭から独特な始まり方!こんな曲が今まであっただろうか…。小山さんの妙に冷静な歌声、増田さんの力強い歌い方とラップの時にチラっと見せる甘めの声。そして加藤さんのラップとセリフの間くらいの、落語のようなパート。妖怪目線の歌詞も斬新で、和楽器の音色も聴こえる。歌詞には旧字体から英語まであり、今と昔の融合が表現されている。音楽的にLIVEだと後半のヤバい()セクションで歌いそうな予感。激しく躍って息切れ必須かも。
12. 旅の手引き 第3章『日本の人々』
日本人の人間性について。美しいのは文化や風景だけではなく人々の心も同じ。苦難を何度も乗り越えて、助け合いの精神が強い日本人ならではの優しさを感じて欲しい。
13.日出づる処
優しい加藤さんの歌声から始まり、小山さんの歌声で助走、そして増田さんの歌声でジャンプして次のステップへ進むという様な流れ。サビのドラムのリズムが毎回違うのが面白いし、メロディーは同じなのに印象が微妙に違ったことに納得。歌詞に注目すると、個人的には2番の小山さんのパート
“流した涙の価値”は自分で決める
が最初から胸に刺さっている。そして、
“ピースのサイン”
という歌詞は、NEWSのデビュー曲『NEWSニッポン』の一部分であり、このアルバムの(ソロを除いた)最後の曲としての役目をしっかり果たしている。
14.カランコロン(小山さんソロ)
まさに“和”の詰め合わせ!イントロからタイトル通りの“カランコロン”という音が。そして歌詞にある
鶴と亀が統べた
がインパクトありまくり。日本で育った者として、初めて聴いた時から反応せざるを得なかった(笑)和楽器の音色も美しくて、何通りも楽しみ方があるからずっと聴いていられる。LIVEでは完全に“和”に振り切った以上で華麗に舞って欲しいなぁ〜。サビで合いの手を入れる時は、ペンライトではなくグッズの扇子を振りたい!
15.almond(加藤さんソロ)
ハイハットの繊細な音から始まる。ゆったりとしたメロディーと、丁寧な加藤さんの歌声に癒される。「you」が曲の最後まで出てこないのに、最初から相手がいるように感じる歌詞。今回も安定の作詞作曲編曲加藤シゲアキというセルフプロデュースで、その才能を遺憾無く発揮している…。 昨年のアルバム『NEWS EXPO』のソロがまさに今回のアルバムのテーマにピッタリなのでは?と思っていたけど、日本がテーマとはいえ全振りするのも違うし昨年と同じようなソロ曲になってしまわないとも限らないし。他の日本をテーマにした曲を引き立てる側に回ったというか、バランスを見た結果、このソロ曲にしたのかな〜なんて考えたり。あ、そういえば
almond lie
を歌詞を見るまでずっと「almond eye」だと思ってたの知ってる?(知るか)
16.kawaii(増田さんソロ)
日本の文化のひとつである“kawaii”をタイトルにするなんて。さすがスーパーアイドル。“kawaii”×増田貴久なんて、幸福でしかない!と思っていざ聴くと…?増田さんの甘い歌声にキュンとしていたら、サビの最後に…なんて言った!?歌詞を見ても「Burst」って書いてあるのに…完全に「いく」って歌っている増田さん。フリガナも付けずにしれっと歌うなんて。アルバムの最後にすごい曲を入れてきたもんだ(笑)
今回のInterは『旅の手引き』と題して、まるでガイドブックのような位置付けになっている。日本の文化や音楽、人々についての素晴らしさを、外国の人に向けて簡潔に伝えている。ただ、これは日本に住む者として、知っておくべき事柄でもある。自分が住んでいる国を他の国の人に、簡単にでも紹介できるようになりたいと個人的に感じた。
また、アルバム全体としてはラップが多い印象。メロディーに乗せて歌詞を覚えるタイプの人間なので、しばらくは歌詞とにらめっこをしながらアルバムを聴き続けることになりそう。
えぇ、残念ながら静岡公演には間に合わないですとも_____(当たり前のように言うな)
【「JAPANEWS」Music Video & Making】
【ARTWORK PHOTO behind the scenes】
【METROCK2024 OSAKA】
※映像の感想は後日更新
*1:NEWSのインディーズのデビュー曲が『NEWSニッポン』