未来はこの願い叶う場所

So we can change the world

BS時代劇『剣樹抄〜光圀公と俺〜』#5

このドラマも後半戦に突入!仕事のシフト上、リアルタイムで観れるかは五分五分なんだけど、今回も無事リアルタイムで観ることができた!12月のシフトが出たので、最後の8話までリアルタイムで観れるか確認したところ…なんと、今回が最後だった。残念無念!仕事だけでなく、コンサートにも行くから仕方ないけど…。すみません、氷ノ介様……。

ofxt-sgxk.hatenablog.jp

ofxt-sgxk.hatenablog.jp

ofxt-sgxk.hatenablog.jp

ofxt-sgxk.hatenablog.jp

氷ノ介に斬られたことにより吽慶が亡くなり、悲しみに暮れる了助。吽慶は死ぬ間際に「了助の父親は侍に殺された」と光圀公に伝えた。そのことを、了助自身に言うと…「いつか必ずお父の仇を討つ」と、静かに、かつ力強く光圀公の目を見て宣言する。

大火事により上手く乗っ取った美作屋で話す、氷ノ介と鶴市。氷ノ介の側近だった両火房が水戸徳川に捕まり、自分の手足となる者を探していた氷ノ介。後半戦の側近は鶴市になるのか…?鶴市はベラベラ喋る系(?)の側近に見えるけど、氷ノ介からはこれからの計画を教えてもらっていたし結構信頼されてそう。徳川に町を再建させてから火をつける……なんて恐ろしい計画なんだ。日光の東照宮も同時に焼き「奴らの魂も灰にする」と、ニヤリと笑う氷ノ介。鶴市から「恐ろしい」と言われてめっちゃ嬉しそうなんだが。極悪人にとって「恐ろしい」は褒め言葉なのか……。

上野で辻斬りがあり、徳川家家臣の中山に濡れ衣が着せられる。斬られた商人の近くに中山の持ち物が置かれていたそうで、それは正月の大火事の時に、逃げることを優先するために家財は置いていけという光圀公の命令で置いて行ったものだった。ハメられているとすぐに気付いた光圀と頼房。1ヶ月以内に、真犯人を見つけることができるのか。

光圀公の元に友達の義仙が訪れる。上野の辻斬りをたまたま検死したところ、左利きでしかも隻腕とのことで…もう完全に氷ノ介やん。でも、公式サイトには“氷ノ介が鶴市に辻斬りをするよう命じた”って書いてあったけど…?光圀と義仙の会話を聞いていると、義仙は光圀公の昔の悪友なのかな?立場上もう昔のように悪事を働くことはできない光圀公に対して残念そうにする義仙。ただ、後日屋敷の外でお酒を飲みにいくことになり…行ってみると元拾人衆のこんの店だった。そこで拾人衆の鳩は声色を操る術を勉強しているのだ。こんや鳩の前では言わないが、光圀と2人きりになると「お役目絡みの店か。やることなすこと正しくなってしまって、つまらん」と残念そうに笑う。すると「罪滅ぼしのために正しく努めている」と答える。

捕らえられた両火房。何も話さないどころか、何も食べない。光圀公が氷ノ介のしたこと、企みを話し、さらに氷ノ介の居場所を教えて欲しいとお願いされるが…両火房は煽るだけで何も話さない。両火房に会いたいと言う泰姫。側近の村岡や、光圀公も止めるが…。義仙の言葉もあり、無理を言って死ぬ前の両火房の元へ行く泰姫。罪人というのに、両火房の傷に触れて案ずる。掴みどころのない泰姫は「話したいことを話して欲しい」と、一貫して傾聴の姿勢を見せる。お正月の大火事で感じたことをそのまま両火房に話す泰姫。そんな中、自分には守らなければならない人がいることを思い出し…その人のおかげで今もこうして生きていると。泰姫に「あなたの守りたい人は?」と聞かれ、身の上話や”久我山”という本名も暴露する両火房。光圀公側にとっては有益な情報だが、両火房にとっては大したことのない情報のようで…身の上話だけを聞いてその場を去ろうとする泰姫に、両火房の方から「他に聞きたいことはないのか」と尋ねる。すると「父親の形見の硯が正月の大火事で無くなった」と話す泰姫。死ぬ前に、悪人になる時に捨てた久我山という元々の名前で呼んでくれた泰姫に、両火房は、その硯は美作屋にあると教える…。

両火房の情報をもとに、美作屋に突撃する光圀公たち。義仙に助けられながらも奥に進むと、ついさっきまで誰かがいた形跡が。裏庭に出ると、鶴市が逃げようとしていた。鶴市も光圀に気付き“さまのすけ”と昔の名前で呼ぶ。そんな鶴市に、光圀は返事もできずただ立ち尽くしていた…。鶴市や、もしかしたらいたかも知れない氷ノ介を捕らえることは出来なかったけれど、泰姫が探していた父親の形見の硯や、その他大火事の時に置いていった家財が見つかった。それにより、家臣の中山に着せられていた辻斬りの濡れ衣は晴れた。謹慎中に光圀公から伝言を預かった鳩が中山の元へ来て伝えたのかと思いきや、鳩や拾人衆の仲間の気遣いだった。

父親の硯が見つかって光圀に感謝する泰姫と、両火房の口を割らせてその家財の場所を知ることができたと泰姫に感謝する光圀。両火房の話を聞いたように、自分の話も聞いて欲しいと…ついに、了助の父親を殺したことを泰姫に暴露する。それを聞いた泰姫は「よくお話しくださりました」「ようやく夫婦になれた気がする」「共に悔やみ、詫び、苦しみを分け合っていきましょう」と言う。若くして、なんてできた奥方なんだ…!!

今回はあまり出番のなかった氷ノ介。次回はどうなるのか。鶴市と戦う光圀、そして「待て」と言う泰姫を無視して去っていく光圀…最後の「地獄を生きねばならぬのはお前だ、徳川光圀」という義仙の言葉も気になる…。