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あの安心感を、もう一度【NEWS LIVE TOUR 2020 STORY DVD】

STORYの円盤発売日発表に盛り上がった2021年のクリスマス。素敵なクリスマスプレゼントをNEWSから貰ったにも関わらず、他のことでバタバタしているうちに迎えた1月下旬。仕事からの帰り、電車に揺られながらふと思った。

「あれ、私STORYのDVD予約したっけ?」

………してないしてないしてない!!!気付いて青ざめながらもすぐにAmazonで見てみたけど、なんと、銀テープ付きの円盤は(予約)完売。家に帰ってすぐに、タワレコのアカウントを持っている母のスマホを使ってタワレコを見てみると、まだ銀テープ付きの円盤が残ってる!ということで、即予約。ふぅ、なんとか予約できたぜ。(滝汗) 良い子はもっと早くから予約しておこうな。

そして迎えた2月9日発売日…の前日の2月8日(笑)近所のコンビニで無事にフラゲ完了!なんと、仕事のシフトが変わったことにより、フラゲ日と発売日が休みになるという素晴らしい奇跡!…にも関わらず、別件でバタバタしていて全然観れないという。とりあえずドキュメンタリーとMCダイジェストは観たので、そちらの感想を。本編は、後日追記ということで…!(段階的に更新されるかも) ※3/12追記

【本編】

当選、入場と同時に発券、そしていざ座席に着いても(本当にコンサートが開催されるかという不安は拭えたけど)新しい形のNEWSに対して自分がどんな気持ちを抱くのかが分からず、知るのもどこかで怖がっていた。けれども、暗点して映像が始まると、テーマパークの開園をゲート前で待つような、いつものコンサート前のワクワクを感じていた。

STORY

胸に手を当ててステージに向かう加藤さん。3人がステージに上がると「やっとここまで来た」「ついにSTORYが始まる」「よし、やるぞ」というように(鉤括弧内は完全なる私の妄想)目を合わせてお互いの気持ちを確認して……歌い出す。

SUPERSTAR

緊張感たっぷりだけど、勇ましさも感じる加藤さんの歌唱。一方で小山さんは微笑んでいて、これぞコヤシゲ…。大サビ前を歌うことになった加藤さんだけど、堂々と歌い切る姿がカッコ良過ぎる。最後の方で、増田さんについて行きかけた(?)加藤さんがいたけど、きっとこういうのも変更になってて大変なんだろうな…。

トップガン

大阪で加藤さんが正面に来たのを思い出して、息が止まりそうになった(笑)加藤さんの独特なダンス、特にこの曲ではBメロの指先の動きが堪らないので、引きで映っていたとしても目が追いかけてしまう〜!

SEVEN

曲中は手拍子やペンライトを振るくらいしか意思表示が出来ないファンの代わりに、Jr.が出てきて盛り上げてくれている。当時は声が出せながったけれど、円盤では当時の気持ちを思い出しつつ小山さんの煽りでノることができて、コンサートの醍醐味を味わえた。

「生きろ」

イントロが流れて、個人的に心構えができていなかったので焦っていたなぁ。でも、いつも魂を削って歌っているこの曲を…序盤は優しい顔をしながら歌う場面もあって驚いた。

Perfect Lover

ライティングのせいか雰囲気が『Silent Love』に似ていて気分が高揚する。加藤さんの、大サビ前の裏声が聴いていて気持ちが良い。

U R not alone

上から映るステージ。花道にハッキリとクローバーが浮かび上がっていて、アリーナに一緒に入ったYちゃんに教えてあげた記憶が。NEWSの目線、そしてその先にいるファンを観て、声が出せなくてもNEWSとファンがひとつになっているように感じて胸が熱くなる。歌詞の言葉通りに、逃げたり諦めたりして、結局くっつくシゲマス。増田さんが来てくれるのを満面の笑みで待つ小山さん。こんなご時世でベッタリとはくっつけないけど、NEWSらしい一面が。

増田さんソロ。短い時間で切り替わり、別人になるのやっぱり凄い。私の語彙力では、ただただ凄いとしか言えない…。増田さんの歌唱力も凄まじく、世界観に一気に吸い込まれて行く。一瞬誰の円盤を観ているのかわからなくなる。(ジャニーズの円盤しか持ってないのに)

Narrative

鼓動に合わせて反応するような動きから始まる加藤さんのソロ。予想とは違ったラフな衣装(次の衣装との兼ね合いもあるかもしれないけれど)に、NEVERLANDの『あやめ』を彷彿とさせる芸術的なダンス…。加藤さんの世界観を旅する数分間、美しさや清らかさ、そして人間らしさをひしひしと感じて、最後にセットに落ちていく加藤さん。会場で見ていた時は、この最後の演出にハッとする周りの人の反応が面白くてたまらなくて。それを楽しみにソワソワとソロ曲を見ていたので、他の演出をじっくり円盤で観れて良かった(笑)

チャンカパーナ

Jr.が躍る中、真ん中からスッと上がってきた3人。笑顔はなく真剣な表情だけど、曲が始まると笑顔が見られるコヤマス。加藤さんはその真剣なお顔のままだったけど、歌っていくうちにチラッと笑顔に。2番はJr.も歌って、それを見守るNEWSの微笑みが優しい!良きお兄さん味が過ぎる…。

君の言葉に笑みを

そんなお兄さんNEWSと弟Jr.が振り付けを教えてくれるところから始まる。NEWSとJr.のやり取り、コヤマスのやり取り…可愛いが渋滞してる。ただでさえ皆の夢で溢れていて幸せ過ぎる空間なのに、こんなに優しさや愛を供給されたら過剰摂取でどうにかなりそう(笑)

STAY WITH ME

コーデュロイの質感と、キャメル色(?)が凄く合ってる…さすが増田さん。小山さんが座ってるから、あの細い足首がチラ見えしててそれもたまらん!ファルセットが響き渡る感覚も痺れるし、サビでオクターブ下を歌う小山さんの歌声が温かくて、ずっと、聴いていたくなる…。

何度でも

可動式のスクリーンの中でJr.と歌うNEWS…。スクリーンには映像が出ているのに、その中の人も見える。生で見て「どうなってるの…?」と思ったけど、DVDで観ても分からなかった(笑)

Silent Love

改めて見ると、この衣装でこの曲を歌うことに驚くけどなんかしっくりくるという不思議現象。赤色のライティングによって、衣装のキャメル色の優しさが良い意味で削ぎ落とされているような。NEVERLANDで観た時も“大人でセクシー”と感じたはずなのに、より一層セクシー…なんだけど、紳士感もプラスされててたまらん!最後にNEVERLANDの列車が走っていくのもズルい演出。

Love Story

サビ前のコヤシゲ何!?両腕広げてクルクル〜って、高音歌ってる増田さんの後ろで何してるの可愛過ぎでしょ!!この甘い甘いラブソングを、Jr.無しで3人で歌ってるのも愛されている気がして良い。間奏で、振り付けを皆でやろうとNEWSが言ってる感じだけど、私は1発では思い出せなかったような?そしてDVDを観てまた「あぁ〜こんな振り付けだったなぁ〜」ってなってる(笑)

STAY ALIVE

小山さんソロまでの間隔が短い!早着替え小山さんずば抜けてるわ…。導入からイケイケ過ぎるし、Jr.を従えてる感もたまらん。なのに!なのにあのサビのクマさんみたいな可愛い振り付けヤバい〜!生で見た時からずっと言ってるけど、あの振り付けの小山さんの破壊力凄いんだよ…。

Dragonism

この曲に入る前の映像の中で「あ、ここできっと彼のソロ曲に行く予定だったんだろうな…」と思った所があったけど、うまく繋ぎ合わせてこの曲へ…。可動式のスクリーンに雨が降り、ドラゴンがスクリーンや真ん中のモニターを自由に飛んでいる。この曲から加藤さんの髪型がガラっと変わるのも、コンサート後半戦の楽しみのひとつ。

夜よ踊れ

爆イケNEWSの誕生!ここから怒涛のイケイケコーナー。(ネーミングセンス無さすぎワロタw) サビ前の加藤さんを観たらもう脳みそトロけそう。語彙力失う……。“beast!”の所でフッと顔を背けた加藤さん。さては、恥ずかしがってあのポーズやらなかったな…!?

FIGHTERS.COM

これ毎回言ってる気がするけど、加藤さんのこめかみ辺りの血管が切れないか心配なのよな…(笑)まぁそんなことすら忘れてしまうくらいの、サビ前からのコヤシゲ無双が半端ない!MCでシンメの話をしてからのこれだからね?シンメ堪らん。火の中で魂を燃やすNEWSにゾクゾクする曲。

エス

静かめに始まったかと思ったら、突如激しく動き出す。座っているけど凄い運動量。曲間で一旦冷静になってまた加藤さんの血管の心配をするも、Jr.とひとつになってパフォーマンスする姿を観てEPCOTIAの『BLACKHOLE』を思い出し…。展開が早い曲だから、加藤さんの一挙手一投足を見逃すまいと必死になってたらいつの間にか終わっている。

4+FAN

始まりましたっ!NEWSのお絵描きタイム〜!(キラキラ) DVD鑑賞だと、掛け声出来ないもどかしさから解放されるけど…NEWS全然こっち見てない(笑)そして自撮り棒で撮影し始めるNEWS!自由が過ぎるけど、はっちゃけるNEWSも可愛いから良しとする。(誰)

希望〜Yell〜

ダッシュ加藤さん見れるのが楽しい!セットの箱の上で、下のJr.(と、まさかの増田さん)を従えてる感じが良き。ファンに向かって優しく「せーのっ」っていう小山さんが変わらずこの世界にいて良かった。変化もいいけど、安定も良い。これぞNEWSのコンサート

クローバー

覚悟して聴かなければと思っていたこの曲。彼の歌声が1番聴こえてきそうでどうしたら良いかわからなかったけど……聴こえても良いじゃない。NEWSだって彼のパートをカットしなかったし、彼のことを思い出しても良いのかなって思えた。実際に生で見て聞いた時には無かった冷静さが、今はあるから。この曲に何度も助けられたのも事実だし。これからもこの曲を、この演出を感じていこうと思った。

-4 Stories Medley-

NEWS四部作の総集編。今までコンサートに来れなかった人も、DVD観れなかった人も、これで2017年からのNEWSの旅が丸わかり!NEWSは増田さん渾身の衣装で、Jr.はNEVERLAND〜今回までの歴代衣装という組み合わせ。NEWSの衣装の歴史がわかって面白いし、見る人それぞれの思い出のドアが開いていく音が聞こえる…。

NEW STORY

グループの形態が変わり、ツアーがコロナによって阻まれて、それでもここまで来たNEWS。そんなNEWSが歌うこの曲の歌詞!沁みる沁みるどんどん沁みる。NEWSが歌わずして誰が歌う?NEWSが置かれている状況も相まって、この歌詞の現実味が高まっている。それぞれ魂を削るようにパフォーマンスを行い、それを受け止めるファン。きっと、NEWSも逆に私たちのこの間の形容し難いこの感情を受け止めてくれたと思う。久しぶりに会ったけど、そんなことを感じさせないくらい愛に溢れた時間だったことを思い出した。

このご時世の中で、NEWSはもちろんJr.も欠けることなく最後まで走り抜けられたツアー。それは当たり前ではなく、本当に奇跡みたいなものだと思っている。四部作が終わって今はこの数年の集大成として捉えているけど、数年後には他と変わらない通過点になっているんだろうな…。次はどんなNEWSを見せてくれるのだろうか。

 

【Documentary film of (NEW) STORY】

コンサートは、ファンにとってもNEWSにとっても安心できる場所。ただ、このコンサートに行く前までは不安もあった。いつもなら楽しみしかないのに。NEWSが好きだと思っていたけど、実際に形の変わったNEWSを見て私はどう思うのか…未知数だった。前に6人から4人になった時は「これから、それぞれの道で頑張って欲しい」と、わりとポジティブに捉えていた。ただ、今回は…特に、私が好きなNEWSの歌を支えてくれていたメンバーがいなくなって不安だった。彼の、歌での存在感が私の中では大きかったからだ。でも、私は大阪公演で3人のNEWSを初めて見て「この3人なら大丈夫。これからも応援していこう」と自信が持てた。それは、加藤さんのいう“3人の気迫”が伝わったからなのかなと思った。

4人でゲネプロまでやった物をまた3人でやり直す。歌唱、立ち位置、演出などなど、作り上げた物をまた再構築するところから…。加藤さんは、彼の歌唱パートを他のメンバーが歌うことを“埋めてる”と表現したけど、私はそんなの当たり前でしょと思っていたし、でもただ“埋めてる”んじゃなくて“3人で大事にしている”ように感じた。作る側として、避けたくても避けられないセンシティブな話もガンガンして。本当は心の中でズタズタになってるかもしれないけど、ひたすら前を向いて進めていく。それはきっと、NEWSという仲間、NEWSを愛してくれているJr.たち、信頼できるスタッフさん、そしてNEWSを待ち続けているファンが居るからこそできること。チームNEWSの絆があるから、前を向ける。

今回のSTORYの衣装も増田さんが担当していて、今までのNEVERLAND、EPCOTIA、EPCOTIA ENCORE、 WORLDISTAの衣装の一部をつなぎ合わせて作られた衣装を作ることになった経緯を知ることができた。「今までのコンサートのグッズ(パーカーとかTシャツとか)の印象が強いから、STORYはシンプルにして引き算した」という。「NEWS四部作の締めくくりっぽくしたくない」という言葉もあったけど、NEVERLANDからSTORYまで、トータルでバランスが取れるように“一括り”にして表現。何人になっても“良い物を届けたい”という気持ちは変わらないから…。

セットを組み立てる映像もあって、楽しかった。運ばれてくる機材やステージ、安全を確認し上に持ち上げられるスピーカー、増えていく(生えてくる?)座席、動作確認されるステージ…見応えのある映像で、コンサートが始まるまでの段階で、(これでもほんの一部だと思うけど)どれだけの人が関わっているかがわかる。実際に作られたステージで、より良くしようと演出を相談するNEWSのメンバー。俯瞰的に細かいところまでこだわって、自信を持って迎えた初日…。本番30分前の加藤さんは「コンサートが始まってみないとどうなるかわからない。ギャンブル的なものがある」と言う。「いろんな感情を抱えて来るファンを受け止めるために、僕らでも強くありたい」その気持ちが知れただけで泣きそうになる。やっぱりこの人たちを好きになって良かった。NEWSとNEWSのファンの気持ちが溢れていたコンサート、やっとここまで辿り着けたことに感謝。

 

【STORY TOUR MC DIGEST】

「気軽に見れるMCダイジェストから見よ〜っと」って思って1番初めにつけてみたけど、MCダイジェストでもダメだった。目頭が熱くなって、鼻の奥がムズムズしてきて…ム、ムリー!!!笑 実際に行った大阪と福井は「こんなこと言ってたな〜」って記憶が呼び起こされてニヤニヤ。(まぁSNSでMCを色々見てきたから、どの日のダイジェスト見てもニヤけてる) オーラスで、シングル『BURN』のネタバレが酷いNEWSが流石すぎて。好き。加藤さんと増田さんに乗せられて全部言わされる小山さん最高。MCダイジェストだけでなく、円陣シーンもあって楽しい!加藤さんのお言葉が、担任の先生みたいな時もあったけど(笑)最後の3人からの言葉も良かった。加藤さんの“筋肉痛”の話も作品の中に残って嬉しいし。あんなご時世だったけどツアー完走、無事2020年から2021年になって。NEWSとNEWS担の心がひとつになったから迎えることができた2021年。振り返ってみて、もちろん悲しいこともあったけど…やっぱり最高の年だった。NEWSが最高な年にしてくれた。