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干物回に呼ばれるアイドル『お金発見!突撃!カネオくん』

「自担は冷蔵庫で干物を作ってた…と(メモメモ)」

アイドルが、ジャニーズが、自宅で干物を作っていると聞いて1ミリも驚かないヲタクがいれば、きっとそれはシゲ担。今回、NHKの番組『お金発見!突撃!カネオくん』に自担の加藤さんが出るということで、初めて観てみた。(過去に増田さんが出演していたと思うが、なぜか見ていなかった…)

今回のテーマは干物。なんとも渋いテーマだけど、料理だし魚だしで加藤さんにはピッタリ(笑)干物が保存食として大昔から食べられているのはわかっていたけど、日本だけでなく世界で食べられていることには驚いた。あのエジプトの壁画にも、魚を開いて干す絵があるとは!冷蔵庫がない時代から保存食として重宝されていた干物は、グルタミン酸などの旨味成分が豊富。しかも最近は、ハーブなどを使った洋風の干物もあるそうで…。

また、地上から3万メートル上空の成層圏で干物を使っている方も紹介されていて。干物の他にも色々打ち上げているらしく、探究心を大人になっても忘れない素敵な方だなと思った。通気性や防水性に優れた袋に干物を入れ、1つ5万円もする大きな風船に括り付ける。成層圏に達すると風船が割れて降りてくるそうだが、着地が建物や人に干渉しないように何度もシミュレーションをして海に落ちるようにし、GPSを付けて発見できるようにするとのこと。干物を入れる袋にしろ、GPSにしろ、落下した干物を回収するための手段にしろ、風船以外でもお金がかかり過ぎていて目が点になった。なぜ地上ではなく成層圏で干物を作るのか。干物で大切なのは乾燥。地上だと乾燥までに半日かかるところを、成層圏だと1時間で乾燥するらしい!成層圏は地上よりかなり寒く、真空状態。普通、魚の周りの凍った部分が気体になるには、途中液体になる過程がある。しかし、成層圏は真空状態なので凍った部分がそのまま気体となる…。お金はかかるが、かなりの時短。しかも、たった1時間でも甘味成分がきちんと増えていて美味しいらしい。

と、最初に加藤さんのエピソードトークだったり釣りの写真だったりがあったけど、そのあとは奥深い干物の世界へどっぷりだったこの番組。気がつけばエンディングで、30分番組ということもあってかあっという間だった。宇宙食としても採用された干物。普段全く食べないけど、少し興味がわいた。