未来はこの願い叶う場所

So we can change the world

ジャニヲタが実家を出てもう1年になるので、ここまでの変化についてまとめる

大学を出てそのまま就職し、早◯年…。就職して以来ずっと同じ部署にいた私は、ジャニヲタの主任のもと、ぬくぬくと仕事をしていた。これまでずっといた部署は若い人が多く、自分の親世代の主任の次が私と同期(2人)で、あとは全員年下の後輩…。気付いたらアラサーにしてお局の位置に立っていた私に、就職して以来初めての転機が訪れた……。

【2021年12月下旬】

来年度の異動を知らされる。夜勤がメインの部署から、事務や日勤に宿直(たまに夜勤)まで全てをこなす部署に移ることになった。一応断る権利はあったようだけど、断らなかった。なんたって、念願の一人暮らしができるかもしれない!そう、私はずっと一人暮らしがしたかったのだ。職場の同僚は、現在一人暮らしをしているか、過去に一人暮らしをしたことがある人ばかりで、生まれてこの方実家を出たことがない*1のは私だけだった。そんな私が、自立している周りの話を聞いていると、どうやら私は家族に甘え過ぎていることや、ライフラインの仕組みなどの一般常識の無さが発覚。無知であることを恥ずかしいと思うと同時に「今の自分の生活力でどれくらい出来るのか試してみたい」「もっと1人の人間として成長したい」と思っていた私にとって、この異動はまたとないチャンスだった。仕事から帰宅し、家族にとりあえず来年度異動することだけを伝えたところ…来年度から生活がガラリと変わることを少し心配されたけど、異動に関して特に反対はされなかった。

【2022年1月上旬】

異動を理由に一人暮らしをしたいと家族に伝える。母には常日頃から「一人暮らししたい」と言いまくっていたので「やりたいならやってみたら」「人生経験積まないとね」と言われた。ここまでは想定内。そう、問題は祖母なのだ。祖母には孫が10人いるものの、一緒に住んでいる孫は私と弟のみ。なのにその内の1人が居なくなるなんて…。祖母に一人暮らしがしたいと伝えると、案の定「あんたが居ないと困る」「寂しい」と言われた。でも、自分の力で生活してみたいということを伝えたところ「寂しいけど…毎週末帰ってきたらいいよね」と遠回しに承諾を得られた。この歳になって一人暮らしをするのに承諾を得ること自体おかしい気もするけど、ついに自分の新たな道が開けたことにワクワクを隠せない私がいた。

「一人暮らししたい」が口癖だった私は、定期的にお部屋探しサイトで自分の条件に合った物件を探していた。もちろん気に入った物件は保存していたので、サイトから問い合わせをしてまだ空いているかを確認。初めて自分1人で行なう転居なので不動産屋さんとのやり取りに不安があったけれども、空室確認の問い合わせ以降は不動産屋さんに誘導されるがままだった。(これが正しかったのか、間違っていたのかは不明) 私の場合、メールからLINEのやり取りに切り替えて不動産屋さんに直接訪問。(要予約) 店舗で個人情報や条件などを記入。気になっていた物件や条件が近い物件を、ホイホイ出してくる不動産屋さん…。私が「うーん」と言っている間に何件出してきたことか。気になっていた物件とプラスで2〜3件選んで、そのまま内見へ。正直1日でこんなにも話が進むと思ってはいなかったので、内見は予想外。夜勤明けで行ったので、死ぬかと思った…。3件内見に行ったけれど、結局は最初から気になっていた物件に決定。

【1月中旬】

不動産屋さんで、契約を行なう。内見の日にも最後に書類を書かされたけど、疲れ過ぎてもう何が何だかわかっていなかった。ただ、今回は礼金やその他諸々のお金を払うことになっていて、初っ端からお金がごっそり無くなりショックを受ける(笑)一人暮らしにお金が掛かるのは重々承知だったのに…。(実家暮らしの時は、生活費として毎月4万円を母に渡していただけだったから?) 敷金礼金の仕組みなどは勉強して理解していたので大丈夫で、私が選んだ物件は敷金なし、礼金は家賃1ヶ月分。ただ、家賃は3月分から落ちるけれど、2月から住んでOKという“礼金=2月分の家賃”というだけの礼金があってないようなものだった。

【2月上旬〜中旬】

2月に住む予定はまだ無く準備期間にして、3月から一人暮らしをするつもりだった。なので、2月は買い物ラッシュ!必要な家電を買って、後日新居に配送。自分で家電を運ばなくて良いから、これはラッキー。新居の色んな場所を不動産屋さんとメジャーで測ってメモをしていたけれど、エレベーターとか玄関入り口とか、測り忘れていた所の計測もした。あとは、細々した物の購入と、実家からの荷物の運搬。実家から職場の中間よりもやや職場寄りに新居があるけれど、車ですぐに移動できる距離なので家族が協力して運んでくれた。ライフラインの申請や開始もこの間に。スマホでなんでもできる時代…すご。

【2月下旬】

下旬といっても末の末だけど、コロナにかかってしまう。「この状況をポジティブに捉えるなら、自担と同じ感染症にかかったと思うしかない…」とか言いながら、日々苦しみに耐えていた。療養期間中に3月に突入してしまい、まさかの3月になってもまだ実家にいるという…。4月に異動も一人暮らしも始まったらしんどいだろうから、一人暮らしは一足先に3月からやって慣れておこうと思ったのに…。

【3月中旬】

約2週間仕事を休み、実家に引きこもっていたけれど…復活!当初の予定は崩れ去り、異動までの一人暮らし期間は2週間となった。

【実際に一人暮らしをしてみて】

とにかく自由。仕事帰り帰宅時間を連絡しなくて良い(家族から強制されたことはないけれど自主的にやっていた)し、ご飯とお風呂の時間はいつでも良い。実家では家族揃ってご飯を食べるのが基本だったので、お腹が空いていなくても食べていた時があった(逆も然り)。そして家族の事情で、私が1番風呂に入ることは1年で1回あるかないかレベルだった。それが一人暮らしだと、いつでも好きな時にやればいいし、順序が逆だって誰にも文句を言われない。でも…いざ一人暮らしをしてみると、食事やお風呂はさっさと終わらせて、いつでも寝られるような状態を毎回作ってしまう(笑)

また、一人暮らしで淋しいと感じることも。帰宅しても誰もいないので、夏は暑くて冬は寒い。(冬は心も…) 住んでいるのはもちろん自分しかいないので、タイマーを使用するしかないのだけど、仕事からの帰宅時間は予測不可能なのでタイマーはもったいなく感じて使わない。これは、一人暮らしの家に帰った時ではなく、実家に帰った時に家が温かくて、逆にその後から一人暮らしの家が淋しく感じるようになった。あと、自担もいつかのラジオで言っていたのだけど、休みに自分の家から出ない日は、マジで一言も発さずに終わる…。次の日の朝に職場の人に挨拶をしようとしたら声が出なくて笑ったし、心配された(笑)あとは、公共料金を初めて支払った。つけっぱなし出しっぱなしということは無いけれど、冬は思ったよりも高くて値段に驚いた。

料理、洗濯、掃除など、生活自体は余裕でこなせている。まぁこれは仕事の内容も関係しているのだけど。予想通り何も心配はいらず、時々作った料理を家族に見せると喜んでくれる(笑)ちなみに、実家には月に2〜3回は帰っている。家族の健康状態が悪くなってしまって、思っていたよりも頻繁に帰って様子を見ているのが現状。実家から遠くに住んでいる訳ではないから、苦では無い。元々、一緒に住んでいる家族は皆仲良しというか支え合っていた部分が大きいから…。

ヲタクとしては、実家にいた頃と変わらず現場に行けている。新幹線の駅が近くなったので、遠征し放題(笑)ヲタクとして変わったことといえばテレビ事情だろうか。小学生くらいからテレビが友達というくらいテレビっ子だったけれど、実家を出てテレビを見なくなった。実家では、ニュースやらバラエティやら関係なしに、常にテレビがついている状態だったけれど、一人暮らしとなると、私がテレビをつけない限りテレビがつくことはない。YouTubeは実家にいる頃からよく見ていたので、視聴時間はそこまで増えていないはず。ドラマは TVerで見て、映画はAmazonプライム・ビデオで…。ゴロゴロしながら、またはキッチンで料理をしながら観たいと思うことが多いので、テレビだと動かせないのでスマホでしか見ない。『よんチャンTV』に小山さんが出ている週は見て、あとは音楽番組をリアタイできる時に見ている程度。音楽番組やドラマなどは残しておきたいという思いが強いから、いまだに実家で録画している。(レコーダー買えよ)

一人暮らしをしてもうすぐ1年になり、実家には頻繁に顔を出している。それでも、帰ったらいつでも歓迎して私が好きなメニューを作ってくれる母。次に帰るまでに少し間がある時に、実家の夕食のタイミングを狙ってビデオ通話をすれば、毎回「こんなやつ(スマホ)で顔が見れるなんて!」と感動する祖母。コンサートや舞台、ユニバなど人が多い所に行った直後は実家に帰らないようにしているのも理解してくれていて、娘(孫)は一人暮らしと、ヲタク活動ものびのびとやらしてもらってまーーーす(笑)

*1:大学時代に留学はしたけれど寮生活だったので個人的にはノーカン